OKAKYO BLOG

子育て、旅行、絵本のブログ

「体型」に囚われた子供時代

 

母親が太っているのが嫌だった。

小さい頃の記憶を辿ると、一番に出てくる。

 

 

現在の私は、きっと標準という体型の部類だけど(増加中。。)

子供の頃から、自分もずっと太っていると思っていたし、

周りからも母親と自分を太っていると扱われてきた。

 

兄とかおばとかに、お腹を触られたり

足が太いとか色々言われたことがコンプレックスになっていた。

 

男子に母親が太っているいじりされるのが嫌だった。

 

けど、小6の時から身長は3センチしか伸びていないし体重も変わらない。

背が小さくて細い子が、可愛い子だと思っていた。

 

 

高校生の時太ったり痩せたりして標準に落ち着き、

大学生では何も考えずにお酒を飲んで、

25歳で結婚して妊娠して15キロ増えて

母乳育児とストレスで20キロ痩せて、

この時が人生で1番痩せていた。

 

産後のストレスで痩せただけなのに、

ずっと細い体型への憧れがあって、なんだか満足していた。

そして何より、綺麗で細い母親であることが、子供に嫌な思いをさせないし

自分のプライドになりそうになっていた。

 

けど、第二子妊娠がわかり、15キロ増えて

産後に12キロしか落ちず嫌な気分になり、

いや、なんだか最近痩せてきてしんどいな、、と思ったらバセドウ病発覚。

代謝異常でどんどんやせる体に。。

産後10ヶ月で病気により3キロ痩せて元どおり。

 

痩せたは痩せたけど、

筋肉がなくなって、脂肪で自分のブヨブヨの体が嫌いになった。

 

バセドウ病の治療でメルカゾールを服用。

代謝が落ち着いて、治ってきているのだけれど、

代謝が亢進していて、食べてもやせる期間があったせいで、

たくさん食べる人になっている。お酒も。

 

今は病気で痩せた3キロを取り戻し、

プラス2キロくらいになってしまった。

 

こんなこと、どうでもいいのに

ずっとずっと考えてしまう。

 

 

綺麗で細い母親であるべきと、自分で自分に言い聞かせる。

それは子供が恥ずかしい思いをしないため、

自分もポジティブでいるためだと思っていた。

 

けれど、なんか最近は、

母親に小さな復讐をしようとしているだけな気がする。

 

私は、子供を産んでも細くて、仕事もして家事もして

なんだって一人でしているけど、あなたは違うでしょ?

子供だった私を傷つけた母親に、周りに、見せつけてやりたいだけな気がする。

 

本当に小さい人間だなと思う。

 

 

 

まだ小学生の頃、3歳年上の兄は

「太っているのが母さんなんだから」って言っていた。

 

どうすればそうやって思えたんだろう。