面白かった思い出として残しておこう。大号泣で、注目浴びたって。
午後3時半。
お出かけして、もう帰る頃。
ショッピングモールに響き渡る息子の声。
ママなんか大嫌い。
もう、あっち行ってよ。
もっと買いたかった。
欲しかった。
それだけで30分くらい泣き叫んだと思う。
もう、眠たいんだよね。
私も夫もわかっているけれど、エレベーターに乗りたいし
泣き叫ぶ息子を強制的に連れて行くことができず、
ひとまず落ち着くまでは戦った。
まぁ、当たり前だけど
通り過ぎる人、エレベーター待ちの人
みんな私たち家族に目が釘づけって感じ。
そう、ほんとにうるさくして申し訳なかった。
エレベーター待ちの、ちょっと凹んだ角の方で
泣き叫ぶ息子に、わかったよ。って、言って、
けど、なんか買ってあげるからとかは絶対言わない。
その手に乗ったら、また次があるって
あらかじめ夫とも話し合ってたから。。
けど、なかなかのメンタルの削られよう。
ちょっと特殊な事情と言いますか、
4歳1ヶ月の息子は、とにかく大きい。
身長が110センチ、体重が22キロくらいある。
小さい頃から、大きいまま走り続けてきた人。止まらない。
それはとってもチャームポイントなんだけど、
年齢を知らない人は、年長さんか、小学生だと思ったと思う。
お店でそう聞かれることもあるから。
まぁ、慣れっこだけど、そう見られてるだろうなって思うとキツイ。
家の中とか公園とかでは、周りなんて関係ないと思えるけど、
建物の中で、エレベーターの近くで、人が集まるところだから。
なんとか抱っこして、駐車場まで移動したけど、
もうその時には、息子は落ち着き出してた。
だって本当は、眠いだけだから。
私:おもちゃが欲しかったんだよね?
息子:うん。
私:欲しいものがあったの?
息子:なかった。
私:欲しいものがなかったら買えないし、欲しいものがあった時に買いたいよね?
息子:うんうん。
なんじゃ、わかっとんのかーーい。ってなるけど、
眠かっただけなんだよね。
泣き叫んで、汗かいて、
屋上の駐車場で車探してる間に、寒いよ〜。 うん、そうだよね。
車に乗り込むと、すぐ寝た。
家に帰ると、息子はさっきのことがなかったかのように
めちゃめちゃ笑顔やん。
そう、お昼寝したからね。
次は娘がぐずり出した。
そう、ずっと兄の号泣に付き合って
娘もお昼寝が不十分。 眠たいんだよね。
仕方ないよ、夕方だけどちょっと寝ようね。
私も夫も諦めた。
けど、寝ても泣いて起きて、もう一度トントンして。
そんな中、息子が一言。
「なんで静かにできないんだろうね?」って。
え?今、君が言う?
眠たいだけなんだって、同じーーーー!!!
苦笑。って、こう言う時に使うんか。
ありがとう。面白い1日として上書きできそう。